前から王女メディアを見たいと思ってたので、見てみた。
(多分、王女メディアの話を基にしてると思ってたから)
まず、異様な雰囲気に驚いた。
麻の袋をかぶった女性たち。
そして、品定めをする男性たち。
設定は、明治時代。
小料理屋で男たちが余興としての劇中劇のようだ。
語る人は男性陣。
演じるのは女性陣。
男性が女性の言葉を使うのだが、意外と迫力もあり、面白い。
しかも女性陣は能面のよう。。。
男性陣の言葉に操られてるかのようだ。
王女メディアというギリシャ悲劇は、愛する男のために家族を捨て
(弟を殺し)
その愛する男に裏切られた復讐として、その男との愛するわが子を殺す話。
何度も女とはおろか、などと女性蔑視のセリフが。
それが、また明治時代の設定に合うのだ。
ラスト。
今まで、男性の思うままに動いてた女性たちが、突然逆らい始め、
男たちを殺してしまう。
また、衣装が今までと違って、赤いドレスで登場。
思わぬ展開に驚いた。
衝撃的なお芝居だった。。
【関連する記事】