【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「気が小さいのさ」あたしが覚えている彼の最後の言葉だ。
あたしの恋人が殺された。
彼は最近「狙われている」と怯えていた。
そして、彼の遺品の中から、大切な資料が盗まれた。
女流推理作家のあたしは、編集者の冬子とともに真相を追う。
しかし彼を接点に、次々と人が殺されて…。
サスペンス溢れる本格推理力作。
11文字の殺人
予想通りの話だったのだが。
気になったのは、どういういきさつで殺人になったのか?だった。
恋人を助けてあげるから、と体の要求をする被害者。
これも、なんだか・・・・
でも、恋人を救うためなら、飲まざるを得ない?
危ない状況だったのだから、
助けに行けなかった。
これも、許されてもいいと思うんだけどな・・・
にしても、自分だけを守ろうと
他の人たちを犠牲にしていく社長が一番許せない気がした。